彫り間違いは登録できない

手彫りの印鑑イメージ

先日、引越しが終わり印鑑登録をしようと市役所を訪れたときのことでした。
「この印鑑では登録できませんね。」思いがけない市役所の方の言葉に驚きました。

なぜなら、これで3回目の引越しのですが、引越し先ではいつもこの印鑑で登録できていたのです。
印鑑登録は各市区町村での判断になるとは聞いていたのですが、自分が持っていったのはシャチハタでも三文判でもなく、父からもらった手彫りの印鑑です。

大きさも実印の範囲内ですし、印影も欠けることなく捺印できるので、登録できないはずは無いと思い、その理由を聞いたところ、「お名前の木へんのところが手へんになっています。お名前と違う文字が使われている以上、この印鑑では登録できないのです。いままでお住まいのところでは言われなかったのですか?」と言われました。

なんということでしょう。もともと苗字と違う印鑑を使っていたのです。
元はといえば、父がこの印鑑を作ってもらったときに、その印鑑屋さん彫り間違いでしょう。
今となっては父が他界してしまい、この印鑑の彫り主がわからないのでどうしようもありません。

それよりもいままでこの印鑑で登録できていたということです。
たしかに木へんと手へんは楷書体やゴシック体ならわかりますが、てん書体 印相体にするとわかりません。
持ち主の私ですら気がついていなかったのですから、ましてや役所の方もそこまで詳しく見なかったのだと思います。

とは言っても、市区町村役場の担当者レベルで登録の可否が決まるって怖いですね。

ページの先頭へ